【第四回】映像制作ってどう進行するの?-納品・アフターフォロー


WORKFLOW AdArch 納品 アフターフォロー 映像制作

当社”WORK FLOW”の表記順にご紹介した、映像制作の進行について、最終回です。

(第一回「ご提案」・第二回「映像制作」・第三回「広告展開」

 

最終回はDELIVERY-納品・アフターフォローについてです。

通常の映像制作進行であれば、映像を納品し広告展開を行うことで全ての作業が終了となるため、本来であれば、一言で「納品して終了」となります。

しかし、web動画が台頭してきた近年。広告展開後の管理、動画修正、追加の展開を語る必要があると考えています。今回は、納品後に知っておくべきことをご紹介します。

 

動画広告は鮮度が命

当社が、納品後に「アフターフォロー」を加えた理由の一つに、動画広告は鮮度が重要という事実があります。

好きな映像でも、何度も繰り返し視聴すると飽きてしまいます。(稀にそうではない物ありますが、非常に少ないです。)まして、広告PR要素の強い映像に関しては、「またこの映像か」と言ったネガティブなイメージを受けることも多く、一般的には約3回目の視聴から飽きが生じ、映像から受ける印象がネガティブ方向に向いてしまうと言われています。

つまり、動画広告は一定の間隔で鮮度を保ち、発信することが大切なのです。

 

納品後はどうしたら良いか

鮮度を保つことは大切。そうは言っても気軽に何本もの動画広告を依頼できる企業は少ないと思います。

動画広告を展開する企業が中小企業中心になっている現在。かつてのTVCMのようなバブリーな制作費をかけるのではなく、広告費に圧迫されることのない、コストパフォーマンスの高い堅実な動画広告運用が求められています。

そこで、当社の考えるすぐにでも取り組める「動画鮮度を保つ方法」を2つご紹介します。

 

  1. 費用があまりかからない、冒頭数秒のみのリニューアル:季節や新商品発売、キャンペーン、お知らせなどに合わせて、冒頭部分をほんの少し印象的に変える
  2. 自社制作動画コンテンツの発信:自社で制作した動画コンテンツの発信

 

1、2共に最初は自社内のノウハウだけでは難しいかと思いますが、有効な手段の一つです。

これらの方法が可能となるよう、当社ではフォローアップ体制を整えています。(フォローアップ体制ニュースリリースはこちら

 

動画に結果が伴わなかった!その責任は?

結果が伴わない場合もある動画広告
結果が伴わない場合もある動画広告

納品後のトラブルとしてよく聞くことの一つに、「全然結果が出なかった」ことに対する責任の所在があります。

まず、広告において100%の成功はありえないことを頭の片隅においておく必要がありますが、この問題は本当に難しく、結果が伴わない問題がどこにあるのか?判断できない場合が多いです。

要素としては、

  1. クリエイティブのクオリティが悪かった
  2. しっかりと伝わる構成でなかった
  3. ターゲット設定が間違っていた
  4. 広告媒体そのものの選定が正しくなかった
  5. 商品・サービス自体に魅力がなかった
  6. 競合との勝負に負けた

など、数え切れないほどの項目が上がってきます。そして多くの場合が、うやむやのまま解散となるのです。私自身、制作者としても企業発注側の立場からも、様々な角度からそのような状況を見てきましたが、気持ちの良い状態ではありませんでした。

このような状況を避けるためには、万全の準備と、仮にそうなっても再び共にチャレンジする気になれる制作パートナーを見つけることが大切なのかもしれません。

 

当社が、「制作して終わり」ではなく、「制作当初からアフターフォローまで携わりたい」気持ちの裏には、上記のような問題が発生した際に、可能な限り解決策を共に探せる企業でありたい思いがあります。また、動画制作に事前のABテストを取り入れた理由も、そこにあります。

 

さいごに

これまで、全4回に渡って当社の4つのWORKFLOW項目に沿って制作進行のご説明をしてきました。

動画制作を検討する際の、参考にして頂けると幸いです。

 


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