はじめに
暑い夏がやってくると、テレビに流れるCMも一斉に夏仕様に変わります。グラスに水滴が付くくらいに冷えたビールに、花火の音・・・。あなたにも、CMを見て「夏が来たなぁ・・・。」と感じた経験があるのではないのでしょうか。今回は季節を感じる広告5選、夏ver.をお届けします。
映像広告に季節感を入れるメリット・デメリット
普段何気なく見ている映像広告も、季節の移り変わりとともに少しずつその内容を変えています。ここでは、改めて映像広告に季節感を取り入れることのメリット・デメリットを確認してみましょう。
■メリット
- 日本人は季節の移り変わりに敏感なので、視聴者の注意を惹き、共感を得ることができる
- 視聴者の季節の思い出とともに記憶に残り、季節の到来と共に思い出されやすくなる
■デメリット
- 季節を少しでもはずすと、企業や商品のイメージダウンにつながる
- 季節ごとに作り替えが必要となり、コストがかかる
いかがでしょうか?メリットの1.2.は、多くの映像広告にとって一番重要なことであり、映像広告は、いずれにしてもいつかはリニューアルが必要になるものです。そう考えると、映像広告に季節感を入れるメリットの方は、とても魅力的となります。それでは、実際に夏らしさに溢れた映像広告をご紹介します。
奈良市「観光PR映像‐夏‐」
鮮やかな緑の中の鹿たち、川のせせらぎ、盆踊り、祭りで疲れて眠る子ども・・・有名な映画監督の手で、夏の奈良の景色が美しく切り取られています。普段の笑顔で奈良の夏の風物詩を楽しむ人々の姿からは、故郷を愛する監督の気持ちが伝わってきます。家族の夏の思い出作りに、奈良に行きたくなる作品です。
さいごに。広告に季節の力を取り入れてみませんか?
いかがでしたか?映像広告に季節感を上手に取り入れると、視聴者が日常に感じている気温や景色との関連性、鮮度はもちろん、映像広告の力がぐっと増すことがお分かりいただけましたでしょうか。
もうすぐ夏が終わり、秋がやってきます。
季節感を取り入れた映像広告の展開を、ぜひご検討ください。
お問い合わせはこちら