コンセプトムービーという言葉を知っていますか?もし知っていたとして、コンセプトムービーを作成する意味を、しっかり理解して説明できますか?
この記事では、コンセプトムービーを企業が作成する意味と、さまざまな業種・団体の海外発コンセプトムービー事例を紹介します。
コンセプトムービーを作成する意味は?文字だけではNG?
コンセプトムービーとは、企業理念、商品、プロジェクトに込めた想いを伝え、自社のブランディングにつなげていくための動画です。とは言っても、いまいちピンときませんよね。コンセプトが重要なのは当然ですが、なぜそれを、わざわざ動画にする必要があるのでしょうか?
例えば、「わたしたちは、仕事を通じて社会を変えます。」という企業理念があったとします。もちろん、意味は分かりますが、「結局それって、具体的にどうしたいの?何をしているの?」という疑問が湧きませんか?この言葉から描くイメージは、人の数だけ存在します
このモヤモヤを解決するのがコンセプトムービーです。いきいきと働く社員や、仕事のようす、楽しそうに自社サービスを利用するお客さま・・・そんな動画を制作すれば、より具体的にコンセプトに込めた想いを伝えられます。
さらに、動画では、今現在存在しないものも、自由に創造できます。未来の街や、新しい暮らしなど、言葉では伝えづらい将来的な指針も、動画であれば視覚的に直球で伝えられます。これは、文字にはない動画ならではのメリットです。
このように、コンセプトムービーには「想いを直接分かりやすく伝えられる」というメリットがあるため、商品宣伝だけでなく、企業ブランディング、採用活動、社員のモチベーションアップなど、幅広い分野で作成されています。それでは、実際に海外ではどのようなコンセプトムービーが作成されているのか見てみましょう。
分かりづらい研究内容を分かりやすく。SONY Future Lab
今存在しないものを、まるでそこにあるかのように視覚的に伝えられるという、動画の長所をいかしたコンセプトムービーです。Future Labプログラムは、SONYが未来のために消費者とコンセプトやプロトタイプをシェアする場です。プロジェクトに込められた未来へのワクワク感が伝わってきますね。
インバウンドにもコンセプトムービー。JAPAN HOUSE
最近注目のインバウンド。コンセプトムービーは、インバウンド対策としてももちろん有効です。海外向けに情報を発信するときに、必ずネックになるのが言葉ですが、動画であれば、言葉がなくても視覚的に理解してもらえます。インバウンド事業こそ、コンセプトムービー制作がおすすめです!
オンライン大学のコンセプトを教授陣が紹介。MIT
コンセプトムービーの利用は、企業だけでなく学校にも広まっています。MIT Open Course Wareは、MITで提供された講義と情報を、インターネット上に無償で公開する事業です。こちらの動画では、その新しい試みの歴史、ミッション、内容を教授陣が語ります。
さいごに。コンセプトムービーで消費者と効果的なコミュニケーションを
コンセプトは、言葉だけでなく動画でも表現することで、伝わりやすさが格段にアップします。コンセプトムービーを通じて、消費者により明確なメッセージを届けてみませんか?
弊社では、企業・商品の個性を引き出し、見る人に強い印象を残す動画制作を行っております。ぜひ一度、お問い合わせください。
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