画像の一部にだけ動きを!シネマグラフの広告活用事例


最近注目を受けている広告手法でもある「シネマグラフ」。一見すると画像なのですが、その一部分が動いているという、見ていると不思議な感覚になってしまう表現方法です。

最近では、ウェブでの広告展開が盛んに行われていることもあり、バナー広告やSNSを活用した広告から、アクセスしてもらうために目を引く手法として活用されています。今回はそんな「シネマグラフ」が広告に使われている事例を紹介していきます。

 

 

はじめに。「シネマグラフ」広告のメリットは?

独特な表現方法として注目を集めることができるシネマグラフですが、この手法を広告に用いるメリットは、その独創性だけではありません。

例えば、シネマグラフはGifアニメーションという形式で作られており、動画よりもファイルサイズが小さいという特徴があります。それによって、ユーザーが接触した時に、確実に広告を見せることができます。

動画広告の場合、ユーザーのネット環境によっては、動画が再生されなかったり、スムーズに動画が流れないということも考えられ、そういった要因で広告を見る前に離脱してしまうことも考えられます。シネマグラフは、接触したユーザーに対して、確実に広告を見せることができるという点で優位性があります。

また、動画広告よりも制作が簡単であるというのもメリットです。基本的には素材を用意したうえで、簡単な編集を行うだけでできます。

 

 

シネマグラフ活用例① 「コカコーラ」

 

世界的な飲料メーカーの「コカコーラ」では、自社のInstagramのアカウントからシネマグラフの広告を出しています。

その内容は夕日を背景にコーラが延々と注がれていくというもので、思わず見続けてしまいそうになってしまいます。炭酸飲料の場合、注がれていく瞬間のシュワシュワとしていく感じにシズル感があるといえるので、魅力を伝えるという意味ではかなり理にかなっています。

シンプルですが、思わず見入ってしまう魅力を持つ広告と言えます。

 

 

シネマグラフ活用例② 「トヨタ」

世界的な自動車メーカー「トヨタ」も自社のInstagramのアカウントでシネマグラフ広告を出しています。

こちらの広告では、マウンテンバイクと車が並んで写っており、マウンテンバイクから土煙が上がっているという内容になっています。土煙だけ動いているとなんだか不思議な感じがしてしまいますが、臨場感は伝わってきますね。

トヨタ車そのものではなく、あえてユーザーに視線がいくようにすることで、トヨタ車を使用した際の生活イメージが伝わってきます。

 

 

シネマグラフ活用例③ 「ピザハット」

ピザ宅配大手の「ピザハット」が制作したシネマグラフは、自撮りしているカップルが静止画になっており、周囲の人や物は猛スピードで動いているという内容になっています。

その間に電光掲示板に「ピザハット」のロゴが出たり消えたりしています。

こちらはアメリカのテレビコマーシャルにも使われたそうですが、これがいきなり流れてきたら驚いてしまうかもしれません。

シネマグラフ広告は、静止画の部分と動画の部分をどのように切り分けるのかという部分で多様な表現が可能となっています。これまでは静止画メインで一部が動画となっていましたが、ピザハットの広告は動画の部分が多くなっており、これもまた違った見え方がします。

 

 

シネマグラフ活用例④ 「シャネル」

有名ブランドの「シャネル」もシネマグラフ広告を発表しています。女性の指にシャネルのリングが次々と付けられていくというもので、何もつけていない指との比較を伝えています。

シャネルの商品を身に着けた瞬間に訪れる劇的な変化をシネマグラフという手法を用いて、効果的に表現していますね。高級ブランドらしい自信に満ち溢れている広告ですね。

 

 

シネマグラフ活用例⑤ デニーズ

デニーズで新しく登場したスイーツの広告にシネマグラフが活用されました。

「苺づくし」というのがキーワードになっており、商品の静止画と共に、上から溢れんばかりの苺が降り注いでくるという内容になっており、メッセージの内容が効果的に伝わるように表現されています。

 

 

さいごに。まとめ。

シネマグラフは、ユーザーにとって煩わしいウェブ広告という分野において、注目を集め、アクセスを促進するという効果を有しています。また、シネマグラフという表現の特徴を生かして、様々なメッセージを盛り込むことも可能となっており、各社思い思いの広告を発表しています。ウェブ上での広告展開が盛んになっていくことによって、このシネマグラフを活用した広告も一般的になっていくのではないでしょうか。

シネマグラフは一種の動画演出です。弊社では、通常の動画広告に加え、シネマグラフ制作も可能ですので是非お声がけください。

 

 


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