昨今、集客・購買促進のための営業に動画を活用することが増えてきました。
今回は、営業・販促活動に動画を活用するメリットについて紹介します。
はじめに。ネットインフラの発達により、比較検討が容易に。営業の手法が変化
かつての営業活動といえば、来店したお客様もしくは、自ら電話や相手方の場所へ訪れて、「サービスや商品を知ってもらう」「その場で説得して買っていただく」などが主要な方法でした。直接的な説得アプローチがものを言う営業方法であったため、自社製品をゴリゴリと推すことである程度の営業成績が残せたかと思います。
ところが、昨今ではネットインフラの発達により、類似商品・サービスの比較検討が容易となり、”比較されることを前提”にPRを行う必要が出てきました。
お客様が自社製品に興味を持った先には、「とりあえず、他の類似製品と比べてみよう」「損をしないように比較しよう」とするお客様の動きが待っています。
今日その場で商品購入する気持ちで店舗に訪れたお客様ですら、スマホ片手に「この商品の価格は本当に適正なのか?」をその場で比較。調べられてしまいます。
比較された際に勝ち残るために
ありとあらゆる商品・サービスにおいて、比較検討されてしまう昨今。
類似商品で競合企業と戦うシーンにおいて、商品・サービスのメリットは僅かな差でしかないと思います。
どの企業も企業努力を行う中で、レベルの高い商品開発・販売を行っているため、僅差勝負となることは仕方がありません。
そして、多くの場合、商品価格は「少しでも騙して儲けてやろう」などの悪意は無く、それぞれ理由をもった適正価格・適正スペックであるかと思います。
適正価格・適正スペックで価格/スペック設定をしている中、ネット社会において比較される状況では、商品・サービスを競合他社よりも売り出し、一歩先へ進むために、”巧みなPR”が必要不可欠です。
競合との差別化で、“動画の力”を活用する
近年、競合他社との差別化の一つの手法として、動画の活用が増加してきました。
動画を活用するメリットはいくつかあります。
1.動画の情報量が非常に多い
動画は言語・視覚・聴覚を刺激するため、1分間の動画はWEBページの3,600メージ分の情報量に匹敵するとも言われています。
2.視覚・聴覚の記憶に残りやすい
動画広告を視聴したユーザーがその内容を覚えている割合は、写真やWebサイトと比べ多くある傾向にあります。
また、記憶に残すことでいざ購入のタイミングとなった際に「あの商品だな」と思い出し、安心して購入へと進むことができます。
3.競合との比較時、短時間で多くの情報を伝えることで、優れて見えやすい
前述、プロが設定した価格・スペックでは、競合他社との差別化がプロ目線で伝わりにくいことも多いかと思います。
そんな時、短時間で情報量を多く詰め込める動画を活用することで、視聴者の理解スピードが上がり、自然と優れた製品と感じやすくなります。
これらは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによる「3Vの法則」が絡んでいます。
3Vの法則は、以下3つの頭文字を取っていて、
・言語情報=Verbal
・聴覚情報=Vocal
・視覚情報=Visual
明確な条件や定義付けがあるものの、メッセージの受け手の行動に影響を及ぼす情報割合が
1:話の内容などの言語情報7%
2:口調や話の早さなどの聴覚情報38%
3:見た目などの視覚情報55%
となっています。
メッセージを発信する際に鍵となる3つのV要素を叶えているものが、“動画そのもの”となるため、PRに有効と言われています。
さいごに。商品やサービスを動画でPRしたい方向けに新サービスをはじめました。
アドアーチは、楽天市場で「売れる商品動画by AdArch」の展開を開始しました。
ECサイトや自社Webサイトを活用して、“商品・サービスを売りたい”企業・個人様向けのサービスとなります。
動画制作をもっと身近にし、事業を営む皆さまをもっと幸せにできればと考えています。
ぜひ、ご活用ください。