アドアーチの白川です。
今回は動画広告の制作を行うにあたり、スマホを意識すべきか・PC(デスクトップ)を意識すべきかを紹介します。
はじめに。拡大し続ける動画広告市場
動画広告市場は年々市場規模が拡大しており、2018年の見込みでは2017年1,374億円の市場規模が2024年には4,957億円と予測されています。(サーバーエージェントオンラインビデオ総研/デジタルインファクト調べ)
動画市場規模予測は、年々上方修整されており今後より拡大することが見込まれています。
動画市場規模拡大の理由を考えると、結論「効果が高い」ことにあるのではないかと思われます。動画広告は他手法の広告に比べ、情報量を多く刺激的に発信することが可能であること・動画が娯楽性の高いものとして位置づけられるため、広告を見た視聴者の印象に残りやすいことがあります。
猛烈な勢いを見せるスマホでの動画広告展開
前述、「動画広告市場規模の拡大」に伴い、勢いを増しているのがスマホでの広告展開です。
デバイス別の規模推移を見ると、PC活用はほぼ横ばいに対し、スマホに対する市場規模は年々増加傾向にあります。
デバイスの特性上、”座席に座って画面と向き合うPC”と、”片手で気軽に扱え、常に側にいるスマホ”の差は大きく、生活への入り込み方が異なります。
PCで作業をし、息抜きでスマホを触るなんてスタイルも定着しています。
効果を考えると、生活の中に溶け込み「いつの間にか情報を知っている」状態となり得る、スマホ活用の方が広告として効果的な商品/サービスが多いのかもしれません。
デバイス×ターゲットの生活×広告対象物を考えてみる
本題の「動画広告はPCで展開する?スマホで展開する?」についてです。
前述デバイス毎の市場規模の推移を見ると、思わず「スマホでの展開」に傾きがちですが、結論「何の商品/サービスを広告するか」によって変動します。
注目すべき点が多くありますが、展開する商品やサービスを購入する際に”しっかり吟味するもの”なのか、”気軽に購入し試してみても良いものなのか”をまず考えても良いかもしれません。
「しっかり吟味する必要のある価格帯の商品や訴求内容」については、座席に座り向き合って視聴をするPC。「気軽に購入・お試しできる商品」については、ステルス的に生活に溶け込むスマホなどが効果的です。
PC:自ら検索して情報を獲得する傾向。向き合って視聴する
スマホ:様々なコンテンツを視聴するついでに、情報が入ってくる。
さいごに。動画広告市場拡大に伴い、動画クリエイティブ・広告展開方法の競争激化へ
今回は動画広告市場の動向・デバイス別の展開方法について少しだけ触れさせて頂きました。
今後の動画広告市場拡大に伴い、動画のクリエイティブそのものや、広告展開の手法/方法の競争はさらに激化することが予想されます。かつてのYouTuberがそうであったように、動画市場についてはイチ早く導入し、ノウハウや知名度を高めたもの勝ちの面もあるかと思うので、是非導入検討中であれば「まずはやってみる」をベースに動画広告導入を検討されてはいかがでしょうか。
弊社では企画から制作・広告展開まで一括してコンサル対応もしております。
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