インスタグラム(Instagram)と言えば、画像をシェアするSNSとして若い女性を中心に広がりを見せているサービスですね。しかし2019年6月に、国内のアクティブアカウント数3300万のうち43%が男性であると発表されました。*1
ユーザーが多様化されている今、インスタを利用した動画広告にも注目が集まっています。
今回はそんなインスタを使った動画広告について、メリットや注意点など、事例と共にご紹介していきます。
はじめに。インスタの動画広告を活用するメリットとは?
インスタに動画広告が増えているのは色々なメリットがあるから、と考えられます。ではそのメリットとは一体どんなものなのでしょうか?5つのポイントを紹介します。
1.視覚に訴えることで印象に残りやすい
文字だけの広告に比べ、目から入る広告は多くの情報を伝えてくれます。さらにインスタはもともと写真がメインのSNS。そのため動画のように動きで表現することで、スクロールしている最中でも目に止まりやすくなります。
2.ビジュアル以外の情報も伝えられる
動画を活用することで、写真や文字だけでは伝えきれなかった商品・サービスの魅力を引き出すことができます。実際の使い方や、その商品を自分の生活に取り入れるとどうなるのか?こういった部分がリアルに想像できるのが特徴ですね。
3.細かくターゲットを指定することができる
Facebookに登録された情報と連動しているので、住んでいる場所や年齢、性別、趣味などから自社にとって最適なターゲットへ向けて広告を届けることができます。ミスマッチが減るので、より次のアクションに繋がりやすくなります。
4.「広告くささ」を消すことができる
どうしても広告や宣伝は嫌がられてしまう傾向にあります。しかしインスタの広告においては企画次第で世界観に溶け込むことができるので、ユーザーの嫌悪感を減らすことができるでしょう。
5.拡散力がある
他のSNSにも言えますが、偶然目に触れた動画であっても、ユーザーの「面白い!」や「気になる」という感情に訴えることができればたちまち拡散され、広く知られる可能性があります。また、インスタではハッシュタグ機能の利用が多いため、ターゲット以外のユーザーがハッシュタグから流れ着き、新規開拓も期待できるのが特徴です。
インスタの動画広告をより効果的にするための注意点
このようにインスタに動画広告を出すとたくさんのメリットがありますが、逆に気をつけなければ行けないポイントも……。メリットでも述べたように、インスタには独特の世界観があります。その世界観からズレた内容にならないよう、注意して企画をたてて下さい。
それではイメージをしやすくするために、効果的なインスタの動画広告3つをご紹介していきます。
1.消費者の不安を解消する「無印良品」
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2019年10月から消費税が10%となり、商品やサービスによっては軽減税率の適用で8%になるなど、消費者は何がどの税率なのか頭を悩ませています。
無印良品では自社商品がすべて税込み表示であることを動画の広告で伝え、消費者が抱える不安をわかりやすく解消しています。
2.1ドルで何が買える?「タコベル(Taco Bell)」
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本国アメリカのタコベルでは、ベーシックなメニューであれば1ドル程度で買うことができます。その1ドルで買える商品は?あなたなら1ドルをどの商品と取りかえる?その選択肢を動画で示し、購買意欲を誘います。
3.逆さまにしても落ちないアイス!「デイリークイーン(Dairy Queen)」
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アメリカのソフトクリーム店、デイリークイーンの広告です。「ブリザード」という商品は、逆さまにしても落ちないのが特徴。その特徴を活かしたインパクトのある動画を制作し、自社商品を広めるのに役立てています。
さいごに。インスタ特有の世界観にマッチした動画広告を
インスタを利用するユーザーはどのような人たちなのか?まずはこのターゲットについてよく理解し、インスタだからこそ入り込みやすい演出の広告を目指していきましょう。
アドアーチでは媒体に合わせた企画・構成を行い、それを元にした動画の制作を行っております。今後ユーザー数が増えると予想されるインスタでの広告をお考えでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。
■参照 *1:https://ja.newsroom.fb.com/news/2019/06/japan_maaupdate-2/