Ad Arch(アドアーチ)株式会社の白川です。
弊社の実績を数回に分けてジャンル毎に紹介。
今回は、海外・グローバル動画の実績をご紹介します。
はじめに
昨今の動画広告の特徴として、海外への発信が増加傾向にあります。
これまで動画広告はTVを中心とした放送先範囲が決まっている媒体での発信が主でしたが、インターネット上での公開が一般的となり、日本で発信したものは世界同時公開と同じ意味を持つようになりました。
そのため「情報発信の先は、国内にみならず、世界へ」という意識が拡がっています。
今回は当社の海外向け動画の実績をご紹介します。
1.3ヶ国語制作 ミャンマー連邦共和国バゴー橋建設 JICA
2019年の春に正式発表されたミャンマー連邦共和国のヤンゴン市におけるバゴー橋建設工事の動画です。
日本政府の開発援助によって整備される本工事においては、日本・ミャンマー・その他の諸外国に向けて情報発信を行う必要がありました。人々の暮らしや、橋建設によってもたらされるビジネス上の利点など、現場の声を動画で届けています。
動画制作での利点として、
1.「今あるもの」だけではなく、「(今はない)未来の姿」を可視化することができる
2.言葉(耳)だけではなく、映像(目)でも情報を確認することができるため、国・言語・文化・宗教など様々な価値観を超えた、情報の共通認識を持つことができる
3.普段話すことができない、一般市民から政府官僚まで様々な人の言葉を届けることができる
などがあります。本作は、未来に向かって伝えたい情報を、真面目なトーンでしっかり伝えるものとなりました。
2.日本のホテルサービスを世界へPR JR西日本ホテルズ
訪日外国人観光客・インバウンド向けのイメージブランド動画です。こちらは日本国内向けには展開せず、海外で開催される旅行博や、海外向けWebサイトで展開しています。
日本国外向けのPRにおいて、映像文法を守ることは非常に重要な項目となっており、本作はそんな映像文法を意識した作りとなっています。
英語などを共通言語として利用することは多いですが、英語をネイティブで活用している層はそれほど多くはありません。母国語(ネイティブ)の理解と、第二言語への理解の差はある程度あるため、そこで「言語がわからなくとも理解ができる」「いいなと感じる」ことが非常に重要となります。
本作は海外での映像制作経験があるクルーのみが参加し、楽曲等もオリジナルで制作しました。
3.イギリスロンドンでのオークション事前動画 長門屋
最後は少し変わり種。イギリスロンドンでのオークション前、説明・煽り動画です。
イギリスロンドンオークションイベントに、日本の名門和菓子屋さんのパッケージ絵画+芸術性の高い羊羹が出展されることとなりました。
多くのお客様は当日までに買いたいものの目星を付けて参加しますが、オークション当日に「買う・買わない」を決める購入者も少なくありません。また、事前に目星をつけつつも、実際に自分の目で見て買うか否かを最終判断します。そのため、本作では
1.オークションに参加するエグゼクティブ層が落ち着いて視聴できること
2.商品そのものの良さを最小限の演出で、商品のバックグランドをストレートに届けること
3.実物の美しさを嘘偽りなく(盛らずに)届けること
をベースに制作しました。
さいごに。海外向け動画PRは今度更に増加
今回は当社で制作した海外向け動画の一部をご紹介しました。
昨今、ビジネスにおいて日本国内にとどまらず、日本国外向けのPRは必要不可欠であると言われています。
海外向けのPRを行う際、動画は情報量が多いことや、多言語展開しやすいこと。動画独自の言葉がわからなくとも理解が深まる映像文法を利用したPRなどが可能です。
海外向けの動画PRをご検討中の方は、ぜひお問い合わせください。