嫌われる?それともバズる?振り切った動画演出3選


「面白い」「刺さる」こういった動画はたちまち拡散され、話題にのぼることで見ている人に強い印象を残します。せっかく動画で広告を作るのであれば、ユーザーの気持ちを動かし、記憶に残るコンテンツを作りたいと思いませんか?

今回はそんな振り切った演出でインパクトを残す動画を3つ紹介していきます。

 

はじめに。振り切った演出の動画は嫌われる?それともバズる?

多くの企業が自社の広告を動画で発信するとき、炎上を避け真面目に展開することを考えるでしょう。

もちろんそれは企業のブランディングに関わることですし、ましてや動画の内容で誰かを傷つけることがあってはなりません。しかしあまりにも真面目すぎると、気軽にSNSやYou Tubeを楽しんでいる人たちの印象に全く残らず、結果的に温度差を生んでしまうことも……。

動画の内容で視聴者に「これは何?」という引っ掛かりを与えられれば、Googleやyahoo!(ヤフー)の検索窓から直接検索される「検索流入」を増やすきっかけにもなります。

 

 

1.独特の世界観 日清「カレーメシ」

攻めた動画やインパクトのある動画を作り続けている日清。中でもこの「カレーメシ」の動画を最初に目にしたときには、「ん?一体コレは何???」という疑問と「なんだか良くわからんが気になる!」という気持ちが同時に沸き起こりました。

正直「シュールすぎる」と言う意見や「ウザい」という感想もありますが、それでも新作の動画が出れば多くのネット記事やまとめサイト、SNSで取り上げられ話題となります。

そして徐々に認知度が高まると「中毒性がある」や「振り切りすぎていて逆に清々しい」と肯定的に捉えられるようになっていきました。

企画プロデュースを手掛けた佐藤可士和さんも「振り切るところまで振り切る」ことで、今までになかった商品の「理解不能な新しさ」を表現したと言及しています。※1

 

 

2.短い時間でインパクトを与えバズった動画 「マッハバイト」

知名度があまり無かった「マッハバイト」ですが、こちらの6秒の動画をシリーズ制作したことでたちまちSNSなどで取り上げられ、広く知られるようになります。

また2018年にはコードアワードの「ベスト・オンラインフィルム」に選ばれるなどし、「視聴者が自分たちで6秒のアルバイト動画を制作する」というアクションに繋がりました。

 

やりすぎると嫌われると思いがちな非現実的シチュエーションですが……しかしこのようにインパクトのある内容やちょっと笑える面白い動画を制作することで、視聴者に親近感を持たすことに成功しました。

SNSで話題にしやすいような内容、ちょっと見るのにちょうどいい長さ、一度みたら忘れられない刺さる演出、上手くハマるとよい方向に転ぶという一例になります。

 

 

3.思わず笑ってしまう面白さ「Hahn Super Dry」のビール広告

 

オーストラリアのビールブランド「ハーン」シリーズの広告ですが、何の説明もなくヘンテコな方法でビールが作られて行くさまが映し出されます。

絶対にありえない製造方法なのですが、見ているとなぜか「こうやって作られているビールなら美味しいはず!」と、そのノリに乗っかってしまいたくなる楽しさが。

ハーンシリーズは他の製品でもこのような動画の制作に力を入れていますが、2011年にこちらの動画でカンヌライオンズで金賞を受賞しました。ちなみにカンヌライオンズというのは世界で一番大きな広告のアワードフェスティバルです。

 

 

さいごに。振り切った動画の面白さで企業にポジティブなイメージを!

動画広告を活用する企業の増加、YouTuberを始めとした個人での動画発信など、動画業界は盛り上がりを見せています。

そのため、なかなか目立つ動画になり難い状況でもありますが、炎上目的ではない“常識範囲のセンスの良い切り口”に振り切った動画は今後も注目を浴びる可能性が高いです。

ユーザーや視聴者が見ていると楽しい気持ちになり、企業や商品、サービスに同じようなポジティブな印象を与える動画広告を、企画立案からアドアーチはご一緒に制作していきます。ぜひ一度お問い合わせください。

 

参照※1 https://mag.sendenkaigi.com/select10/s10-9.html

 

 


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