B toB&C!社会全体にPRする動画戦略 3社


動画のプロモーションを活用する企業が増え、動画コンテンツの制作も盛んに行われるようになってきました。主流は企業へ向けたBtoB動画と、一般の消費者へ向けたBtoC動画の2つ。

動画制作をする場合、「誰に向けての動画なのか?」が大切なポイントとなるため、自社のサービスや商品によって動画の内容をBtoBとするかBtoCとするかが自然と決まってくる傾向にあります。

しかし企業によってはBtoBもBtoCも、どちらの動画も発信している場合があります。

 

ではなぜどちらも発信しているのでしょうか?
今回は動画のプロモーションを企業向けのみ・消費者向けのみと限定せず、社会全体に向け行っている企業を例に紹介していきます。

 

はじめに。BtoBとBtoCの動画プロモーションについて

「BtoB」と「BtoC」の違いとは?

まず簡単に「BtoB」と「BtoC」の違いについてです。

「BtoB」とは、主に企業(=Business)をターゲットとし、事業や取引をおこなう場合に用いられます。動画制作も基本的に企業に対して行うことになるため、専門性や情報の多いものが求められます。

また「BtoC」とは主に一般の消費者(=Consumer,Customer)をターゲットにしているため、購買意欲をかきたてる内容や、商品・サービス・企業などに良い印象を持ってもらうことを目的とします。そのため動画制作も分かりやすくて娯楽性があり、短い時間でメッセージを伝える内容が求められます。

このように「BtoB」と「BtoC」では、同じようでいて違うアプローチが採用されているのが分かります。

 

「BtoB」と「BtoC」のプロモーションを同時に行う目的とは?

企業によっては、「BtoB」と「BtoC」のプロモーション動画をどちらも制作している場合があります。

もともと企業の動画は広告として活用するのが主でした。しかしそれ以外にも活用の場は広がり、幅広い層へのPRに役立てることができます。ターゲットを決めることはプロモーションにおいて非常に重要ではありますが、企業で働いている人たちも、社外に出てしまえば一般の消費者となるのです。

企業が行う動画でのプロモーションやブランディングにより、日常生活において「仕事でお付き合いのある取引先の商品だ」と興味を惹かれたり、信頼を感じ購入にいたるケースがあることも忘れてはいけません。

今回はYouTubeの公式チャンネルにて、BtoB動画もBtoC動画も発信している企業について見ていきましょう。

 

1.マクドナルド

BtoB 採用動画

 

BtoC ハッピーセットのお知らせ

新商品を欲しがる子供を連れてマクドナルドへ来た主婦が、「マクドナルドで働くこと」についても考えることができます。

また逆に、マクドナルドで働いていたクルーが、家族や自分の身の回りの人にマクドナルドの商品を買ってあげたい・一緒に楽しみたいと思わせることにも役立っているのが分かる例ですね。

 

2.コクヨ

BtoB コクヨ ライブオフィスの導入事例

BtoC 商品のお知らせ

 

コクヨと言えば一般的に文房具やオフィス用品のイメージが強くあります。もちろん日常的にも会社でも使うアイテムばかりですが、コクヨではオフィスそのもののプロデュースを行っているのをご存知でしたか?

入り口は商品を使うことから始まったとしても、動画でサービスを紹介することで「コクヨってこんなこともやっていたんだ!」という発見にもなりますし、製品への信頼がコクヨという企業への信頼にも変化していき、新しい顧客獲得も期待ができる内容となっています。

 

3.Goole

BtoB 企業動画

BtoC Googleで出来ること

 

常に新しいことを提案しつづけるGoogleは、企業のあり方や働き方においても大きなインパクトを残しました。

すでに生活に根付いているといっても過言ではないGoogleのさまざまなサービスですが、ユーザーがそのサービスだけではなく企業理念を知ることで、新しい考え方や価値観に触れることが可能となります。

 

さいごに。企業で働く人もターゲットの消費者である

toBのみ、BtoCのみとこだわることなく動画のプロモーションを行うことで、最終的には企業そのものへの信頼感を獲得することにもつながります。ブランディング動画を作るという方法もありますが、このように一つ一つ自社の商品やサービスを的確にメッセージとして発信することで、総合的にみて企業の良いイメージを作り上げることもできるとお分かりいただけたでしょうか。

そして企業で働く人が外に出れば一般の消費者になることも忘れてはいけません。さまざまな角度からのアプローチをしていきましょう。

アドアーチでは企業向け・個人向け問わずターゲットに刺さる動画の制作を得意としています。ぜひ一度お問い合わせください。

 

 


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