形のないサービスの紹介動画5選


動画活用で最も効果的な業種/業界は「サービス業」であることをご存知でしょうか。

形のある商品については、YouTubeや口コミサイトなど様々なレビューをリアルに確認することができますが、サービス業はそうではありません。

サービス業は形が無いものであるが故に、自社にて責任を持った情報発信をすることが重要となっており、その際に動画活用が有効とされています。

 

 

はじめに。サービス紹介動画を作るメリットとは?

形の無い「サービス」を伝える際には、感覚的好印象を与え、同時にわかりやすい情報を多く届ける必要があります。

そこで、動画は短時間で圧倒的な情報量を届けることができる優良なツールとなっています。そのため、視聴者は動画を通してサービスを具体的に想像し、疑似体験をすることで、購買意欲に繋がります。

実際に海外では以下の調査結果が出ています。

▶︎調査結果

*96%の人が「商品やサービスについて詳しく知るために、商品紹介動画を見たことがある」と答えました。

*84%の人が「ブランドの動画を見て、商品やサービスを買う気になった」と答えました

 

無形商材と有形商材

そもそも、商品やサービスには、大きく分けて無形商材と有形商材があります。

 

有形商材

有形商材とは「実際に手に触れることができる商品」です。つまり、購入前に「見たり、触れたり、匂いを嗅いだり」できるモノです。

 

例えば、車を買う際は試乗できますし、香水を買う時は匂いを試した後に購入できます。

このように、顧客が購入後の具体的なイメージをして購入できるのが有形商材の特徴です。

 

無形商材

反対に、無形商材とは「カタチのない商品やサービス」です。

業界でいうと、例えば旅行や保険、コンサルにあたり、経験・情報・安心・知識等、カタチのないモノを提供します。

 

 

無形商材だからこそ動画が有用

無形商材は有形商材と比べて購入後のイメージが湧きにくいですが、表現力豊かな動画にすることで、顧客は映像を通して商品価値を認知できます。

 

加えて、カタチのない無形商材だからこそ、顧客の心に届くブランドイメージが重要です。

その点においても、動画は大変有効な手段といえます。

 

今回は、業界別に“形のないサービスの紹介動画5選”をご紹介します。

 

 

業界事例1:旅行系企業

世界最大のホテルプログラム(会員制度)であるMarriott Bonvoyの紹介動画です。

日常ではつい忘れがちな、旅の持つ力や感動をダイナミックなカットで存分に伝えています。

また、1人旅や家族旅行、新婚旅行など、あらゆる目的でホテル滞在を楽しむシーンが散りばめられており、様々なターゲットに刺さります。

さらに、ラストシーンのセリフ「Where can we take you?(どちらにお連れしましょうか?)」は、世界最大のホテル会員制度らしい丁寧さがあり、VIPなブランドイメージを演出しています。

 

 

業会事例2:教育機関

カナダ留学に関する情報を紹介する公的機関の動画です。

動画ではカナダの教育を受ける場合のメリットを具体的な数字で示しています。

さらに、カナダの安全性や他国との違いを紹介して差別化することで、視聴者の興味が強まり、留学に行った際の具体的な生活を想像します。

動画の最後は公式サイトへ誘導しており、ずばりサイトを訪問してほしいターゲットの流入を期待できます。

 

業会事例3:輸送(航空会社)

アメリカの航空会社であるユナイテッド航空の紹介動画です。

会社の歴史を紹介するドキュメント動画と思いきや、開始4秒程でいきなりシネマ風の展開になり、最後まで見続けたくなる工夫が凝らされています。

例えば、従業員を物語の主人公“ヒーロー”に例えて会社理念を伝えると共に、利用者を物語の“参加者”と表現しています。

幅広い年代に対し、ブランドイメージを印象づけられる動画です。

 

 

業界事例4:輸送(電車)

ヨーロッパ各地を列車で移動できる鉄道チケット「ユーレイルパス」の紹介動画です。

動画は、登場人物が電車で移動しながら、海・川・森・街等、色々な場所を訪れる様子を短いカットでテンポよく構成しています。

電車で移動中のシーンでは、車窓から景色を楽しんだり、仲間と会話したり、次の目的地のプランを立てたりと、電車で移動するメリットを凝縮して伝えています。

ラストは「go one step further(更にひとつ先へ)」と表示され、目的地を定めなくてもよいワクワク感があり、購買意欲を掻き立てます。

 

 

業界事例5:保険

ニューヨークの保険会社の紹介動画です。

 

動画の前半では、日常でよく目にする日用品やギフトを例にあげ、”人生をより快適にしたり楽しむための製品”として、有形商材の具体例を視聴者に認識させています。

反対に、動画の後半では、子育て、結婚、老後、死などの”人生の節目”に立った登場人物に対し、保険会社の従業員が心ある対応をし、「保険」の大切さを視聴者に伝えています。

有形商材と無形商材をうまく比較し、視聴者は改めて保険の重要さを認識できます。

また、保険会社の従業員が利用者の人生に寄り添うシーンは、安心感のあるブランドイメージを演出しています。

 

さいごに

無形商材を取り扱う企業にとって「形のないサービスの紹介動画」は、企業のブランドイメージやサービスの魅力を最大限に伝える手段です。

事業を成長させるために動画を活用したいとお考えのご担当者様は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

弊社では、企業PRはもちろん、商談やイベント等、様々なシーンでご活用いただけるサービス紹介動画の企画制作を行っております。

ぜひお気軽にご相談ください。 

 

 


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