一般的に「新商品の9割が失敗する」とされているのをご存知でしょうか。
だからこそ、商品の販売促進をする際は、ターゲットの心を動かし、購買行動に繋がる方法を用いることが重要です。
商品紹介動画は、商品の特徴や購入するメリットを、音や動き、ストーリーなど、様々な表現で伝えられるため、ターゲットに対してダイレクトに訴求できます。
商品紹介動画はターゲット設定がキーポイント
商品紹介動画の制作目的
商品紹介動画における代表的な制作目的例として、以下が挙げられます。
これらの目的をしっかり定めることで、おのずとターゲットが絞れます。
①販売促進
②商品の使い方や特徴の紹介
③認知拡大
④話題性向上
⑤他製品との差別化 他
商品を売りたい相手は?
商品紹介動画は、商品を売りたい/購入してほしい相手は、企業なのか顧客なのか、顧客であればどんな人間なのか。と深堀りし、ペルソナを明確にすることが大切です。
そして、その商品がターゲットの生活の中でどのように機能し、なぜそれが必要なのかを伝えることで、よりターゲットの購買意欲を刺激し、購買行動を見込めます。
海外では「人が動画をシェアする可能性は他のコンテンツの2倍」という調査結果がでています。この点においても、商品紹介動画は大変有効な手段といえます。
▽調査結果 https://www.wyzowl.com/video-marketing-statistics/
ここからは、実際の商品紹介動画を3つご紹介します。
事例1:Apple-AirPods Pro
▽Introducing AirPods Pro — Apple
Apple社の「Apple-AirPods Pro」の製品発表動画です。
製品をクローズアップした美しいショットや付随するテキスト、そして、AirPodsを使いながら踊っている人々のクリップが60秒間でテンポよく再生されます。
シンプルでありながら、洗練されたブランドイメージが強く印象に残る動画です。
製品を待ち望んでいた視聴者の話題性を呼び、認知拡大効果を期待できます。
事例2:Google Home
▽Google Home: Celebrity
Google社の 「Google Home」の製品発表動画です。
一見、製品をワンカットで撮影した単調な構成になっていますが、であるが故に、視聴者はナレーションと製品のAIの”声”に注目します。
冒頭で「Google Homeを購入すると、まるで個人秘書がいるような感覚になります。」と一言提示することで、視聴者は興味をそそられると同時に”購入後の未来”を明確にイメージします。
更に、ナレーションと製品AIがユーモア溢れる掛け合いをすることで、物質的に便利になるだけでなく、心理的な余裕や楽しさが生まれることを伝えています。
事例3:SPOTIFY
▽SPOTIFY Promo US Launch HD
音楽配信サービス「Spotify」のローンチ動画です。
音楽配信サービスらしく、キャッチーなジャズミュージックで動画が始まります。
動画全体は音楽に合わせた線画アニメーションで構成されており、誰が見ても楽しめる内容なので、幅広い世代に対して訴求できます。
また、製品の機能説明はもちろん、使用者の環境に合わせた使用方法を提案しています。
さらに、ブランドカラーである「緑」を取り入れる等、視聴者に印象を残す工夫が細部まで凝らされています。
*事例1,2は実際に触ることができる「有形商材」ですが、事例3は形のない「無形商材」です。無形商材については、以下記事で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
さいごに
商品紹介動画は、自社商品を購入してほしいターゲットに対して、商品を購入した際のメリットや魅力を最大限に伝えることができます。
事業を成長させるため、動画を活用して商品をもっと売りたい!とお考えのご担当者様は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
弊社では、既存商品の販売促進や新商品の発表等、目的に合わせた商品紹介動画の企画制作を行っております。
ぜひお気軽にご相談ください。