私たちアドアーチは、この夏にFIBA バスケットボールW杯2023で、世界中の選手や出場チームのためのSNSアスリートマーケティングコンテンツを担当しました。今回は、この経験についてアドアーチのEthan Whiteが発信します。
英語版は別途ページをご覧ください。
私たちは今回、FIBA国際バスケットボール連盟・イギリスDAZNと直接契約を結び、選手・連盟・その他のメディアがSNSで共有する舞台裏コンテンツやゲーム内コンテンツを作成しました。直接ご一緒することで、彼らのやりたいこと・目標を知り、それらに対して適切なアプローチを行うことを目指してプロジェクトを進行しました。
今回の取り組みの目標は、「その日あった試合終了後にすぐに共有できるインタラクティブなコンテンツを作成し、仕組みを持って選手とファンの距離を近付ける新しい取り組み」です。
なかなか難しい内容ですが、それもそのはず。まだ世界でも最先端・最新の取り組み/仕組みです。
もう少し細かく話すと、少なくとも4つの個人ハイライトビデオと、1つの勝利チームのビデオを1〜2時間以内に完成させ、ビデオをアップロード。全てのプレーヤーや前述のマーケティングに適した選抜グループに共有。SNS上の波を、意図的に生み出す試みです。
トーナメント中は、注目すべき全ての瞬間を捉え、発信するために、撮影・編集共に長時間集中して行いました。
完成した動画・コンテンツは鮮度が重要であるため、夜遅い時間まで作業する必要がある場面も多かったですが、SNS・その他メディア展開の要として非常に価値の高いコンテンツ制作に挑むことができました。
日本トーナメントでは、2週間で合計125本の動画を制作
私たちは試合開始前から現地入り。コンテンツデーと呼ばれるトーナメント中に使用する写真や動画の撮影から開始しました。
グリーンバック・黒・白背景など、イメージショットを撮るための場所に選手が集まり、各選手のイメージショット・各チームのプロモーションビデオを作成。
試合だけではなく、アスリート・チーム全体を盛り上げるためのコンテンツを制作し、選出たち・チームに共有し、それらを見たファンが世界各国SNSで大騒ぎしてくれました。
その後、トーナメントが開始。
トーナメントが始まってからは、1日2試合。ゲーム中・ゲーム後に動画をリアルタイムで撮影・編集し、世界公開するプロジェクトの始まりです。
コートサイドに陣取り、瞬間的にチームで連携を取りコンテンツ制作を続ける。そして、それをファンに直接届けました。(チームはテレビにも何度か見切れました)
試合中はかなり忙しく動いていましたが、アリーナ中に鳴り響く楽しさ・興奮のおかげで毎日が楽しく最高の時間を過ごすことができました。
また、選手やチームが私たちの動画を共有し、一瞬で何千・何万もの「いいね!」を獲得していく様は、この先も忘れられない経験になりました。何が効果的な動画か、どんな動画が好まれるか、動画コンテンツそのものの瞬発力をクリエイティブとマーケティング両面で体感できる経験は非常に良いものとなりました。
さいごに
弊社では以前、3人制バスケットボールリーグの3×3でもバスケPRを担当させていただきましたが、今回もまた最高な時間を過ごすことができました。その理由の一つに、今回をキッカケに知り合うことができた世界中の仲間の存在があります。
世界中から集まったクリエイター仲間、選手、コーチ、世界中のファンにいたるまで、バスケットボールへの愛によって全体が団結し、多様で情熱的な集まりになりました。
今回の取り組みは、私たちアドアーチにとても大きな影響が生まれました。
スポーツそのものへの感謝はもちろん、動画コンテンツクリエイターとしてのスキルアップ。また、世界最新のSNSアスリートマーケティングの手法を実践で試すことができました。
特に、この動画制作およびSNSのマーケティングスキルは、私たちの将来のビジネス活用において重要なインスピレーションとモチベーションの源になったと感じています。
今回試したSNSマーケティング手法はまだ日本ではもちろん、世界でもあまり実施されていない方法となります。
私たちアドアーチは、将来的にこのノウハウを活かし、国内外のスポーツチーム・スポーツビジネスはもちろん、一般企業の方々にも良いコンテンツをご提供できることを楽しみにしています。ご興味ありましたら、ぜひお問合せください。
今回の動画は以下のリンクでも確認することができます。
https://vimeo.com/user/49374038/folder/17508689
アドアーチ、グローバルプロデューサー。
イーサンホワイト